遺跡や史跡観光の陰に隠れ見逃されがちな温泉施設に注目!!

石灰棚に湧く天然の温泉(パムッカレ)
トルコには500ヶ所とも1,000ヶ所とも言われる温泉湧出地があり、日本同様、世界でも有数の温泉地と言えます。これまでトルコの温泉は、日本で言う"湯治"を目的とする温泉療養施設として利用されてきました。しかし、ここ最近では温泉をレジャーとしてとらえ、観光客を大々的に受け入れる体制が整備されてきています。その代表格が、世界でも珍しい棚田のようになった石灰岩の"湯船"に温泉が湧き出ているパムッカレの温泉地です。パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味です。パムッカレの温泉の水温は35℃前後と日本人にとってはさほど高く感じませんが、いつも多くの観光客で賑わっています。
現在は保護のために石灰棚の温泉に入ることができなくなりましたが、真っ白な石灰岩がつくるその景観は観る者を圧倒します。
また、パムッカレ周辺は多くの良質な温泉に恵まれており、石灰棚の観光を楽しんだ後は、ぜひ近隣の温泉にも立ち寄ってみたいところです。そこでお奨めしたいのが、パムッカレの隣町であるカラハユットの温泉地です。
温泉好きには堪らない!トルコ式"源泉掛け流し"の天然温泉スパホテルに泊まる! <パムッカレ>

パムホテルのプールテラス

パムホテルのお部屋一例
温泉地であるカラハユットには、大型スパ・リゾート・ホテルから小規模のペンション風の宿まで多くの宿泊施設があります。それらに混じっておみやげ屋さんも軒を連ねていて、日本風に言うと、"ひなびた温泉街"の雰囲気が感じられる町です。ファイブスタークラブのツアーで主に利用する宿は、部屋数200室を超える大型リゾートホテル「パムホテル」です。
パムホテルには、パムッカレの石灰棚を模した露天の温泉プールがあり、上の方から温泉を流す、日本で言う"源泉掛け流し"の贅沢な温泉です。お湯の温度は下に流れて行くほどぬるめのお湯になり自分の好みの温度の"湯船"を選べる仕組みになっています。
"湯船"の底に沈殿している黄土色の泥で泥パック。お肌にすべすべ感を感じます。
宿泊客向けのサービスとしてプールサイドでベリーダンスショーが開催されることもあります。さらに嬉しいことに、お部屋のバスルームでも天然温泉につかることができます。少し硫黄臭いかもしれませんが、それもまた海外温泉体験のひとつではないでしょうか。
この他、外国人観光客向けのハマム(トルコ風お風呂)やスパがあり、女性エステティシャンも常駐しているので女性の方でも安心してマッサージを受けることができます。
トルコの旅では長時間歩いたり、長距離を移動することが多くなりがちです。是非、スパホテルを利用して心と体をリフレッシュしましょう!
奇岩を利用して造ったミステリアスな洞窟ホテルに泊まる! <カッパドキア>

カッパドキアの奇岩
カッパドキアのギョレメ、ユルギュップでは、この町ならではのお楽しみ、天然の奇岩を利用した洞窟ホテルにぜひ泊まってみましょう。ごつごつした岩の壁にトルコ絨毯が掛けられ、アンティーク家具など、素朴で暖かみのあるインテリアが置かれていて、アットホームな雰囲気の中でのんびり寛ぐことができます。
ほとんどが10~15室ほどの小さなホテル・ペンションですが、ファイブスタークラブでご案内するホテル・ペンションの洞窟部屋には専用のシャワー、トイレの設備が付いているので安心です。ただ、元々が洞窟という限られたスペースのために、シャワールームとトイレが併設され、4つ星クラスのホテルなどと比べるとかなり小さく感じます。また、トイレとシャワーの仕切りやシャワーカーテンなどの類もないのが普通です。トルコでは一般家庭でも、バスタブがなくシャワーのみが基本です。天然の岩を利用していることから暖房の設備も十分ではないこともあります。そのため冬場は特に寒く感じることもあります。そんな季節は、予め、余分に毛布などが各部屋に備えられているか、ホテルのスタッフに頼めば持ってきてくれます。こうしたことを理解していれば、洞窟部屋の滞在を充分楽しむことができます。
各村の洞窟ホテルの特徴
なんとも不思議な世界・カッパドキア
ギョレメ村
バックパッカーが多いこの町には、たくさんのホテル・ペンションがあります。キノコ岩・タケノコ岩を利用した洞窟ホテルが多いのも特徴です。住宅やホテルが所狭しと並んでいる感じは、少しゴチャゴチャした印象を与えるかもしれませんが、ホテル内へ入るとそのことをきっと忘れてしまうと思います。ユルギュップ村と比べると、素朴さが残るアットホームなホテルが多いとも言えます。
ユルギュップ村
ほとんどの洞窟ホテルが、巨大な岩山を背景にして建てられています。そのため外観は広々とした空間が美しく印象的です。サービスのクオリティーの高さを誇るホテルが多いので、プロフェッショナルな設備が整っています。その分宿泊料金もギョレメ村と比べると高くなるのが特徴です。
<ギョレメ村の洞窟ホテル>
エス・オー・エスホテル
全17室(うち9室が洞窟部屋)。

エスオーエスホテルのお部屋一例
ウチヒサールからギョレメ村、ローズバレーまで見下ろせる高台にあり、眺望は抜群。ホテルのすぐ裏には、奇岩が広がり散策にもとても便利なロケーションだ。大改装を終え、部屋やホテル敷地内もとてもきれいで快適、ホテル滞在も楽しめるだろう。室内はシンプルにまとめられていて、24時間ホットシャワーの利用が可能なのも嬉しい。若干部屋が狭く感じるかもしれないが、これも洞窟だからこそ。開放的なテラスで奇岩を望みながら、のんびりとくつろぐのもいいだろう。
キャニオン・ビューホテル(スタンダードクラス)おすすめ!

キャニオンビューホテルの外観

キャニオンビューホテルのお部屋一例
現在全7室(さらに2部屋が増築中)。全室洞窟部屋、うち5部屋はジャグジー付き。
9世紀頃に造られたと見られる教会跡に併設しているホテル。コートヤード(真ん中のテラス)から、教会のドーム跡が見られるのがおもしろい。また、屋上からは、ほぼ360度に近い美しいパノラマを楽しむことができる。ウチヒサールの要塞から、ローズバレー、そしてギョレメ村が一望できる眺めは感動的だ。
ホテル部分は近年建てられたため、シャワートイレはとても清潔できれい。室内の床にもじゅうたんが敷かれ、暖かく保たれている。内装は少々素人っぽさが残るが、リーズナブルで設備も申し分ない。
カッパドキア・ケイブ・スイート(スーペリアクラス)おすすめ!

カッパドキア・ケイブ・スイートの外観

カッパドキア・ケイブ・スイートのお部屋一例
全18室、うち4部屋がスイート、14部屋がデラックスルーム(4部屋にマッサージシャワー、10部屋にジャグジー)。
アメリカの会社と資本提携して造られたホテルだけあって、調度品などの設備には一流のものを使っていて、美しさ・豪華さはカッパドキアの洞窟ホテルでも1・2位を争うほど。タケノコ岩、洞窟教会を利用した室内は、マッサージシャワー、もしくはジャグジーが併設され、紅茶・コーヒーセットも専用テーブルに置かれています。テラスには多くのテーブルや椅子が置かれていて、ギョレメ村が一部できる眺めの良さが自慢。一部石造りではあるが洞窟レストランもある。高級感や一流ホテル並みのサービスを期待するなら、このホテルはオススメ。
<ユルギュップ村の洞窟ホテル>
ユルギュップ・エビ(スーペリアクラス)

ユルギュップ・エビのお部屋一例
全13室が洞窟部屋(うち8部屋がバスタブ付き、2部屋がジャグジー・TV付きのスイート)。
室内の床やソファーなどにじゅうたんが敷かれ、アンティークな総称品が控えめに飾られている、昔の民家を思わせる造り。洞窟レストラン・バーには、観葉植物や水タバコパイプアンティークな装飾品が所狭しと飾られていて雰囲気がいい。じゅうたんなどで飾られたバーは、ジプシーの村を訪れているかのような印象を与え、趣がある。屋外の芝生が敷かれたテラスからの眺望も美しい。設備も整った居心地のいいホテルだ。
ユナック・エブレリ(スーペリアクラス)おすすめ!

ユナック・エブレリのお部屋一例

ユナック・エブレリの玄関
全17室。
カッパドキアのユルギュップ地区にあるこのホテルは、数ある洞窟ホテルの中でも、ロケーションやセンスの良さ、ホスピタリティなどを考え合わせると、文句なくトップクラス。かなり高い奇岩の下の方がホテルになっている。ホンモノの洞窟のような天井や壁もムード満点。表のテラスには、パラソルとテーブル・デッキチェアがあり、天気のよい日には青空に映えるホテルの外観を眺めつつ、のんびり過ごしたい。
歴史的建造物を改築してホテルにした"プチホテル"に泊まる! <イスタンブール>
個人の邸宅や、オスマン朝時代の大臣や高官の木造住宅を改装して造られたオスマン様式のホテル、オーナー独自のセンスで飾り付けられたホテル、小規模で家庭的なサービスが売りのホテル。これらのホテルを一般的に「プチホテル」と呼んでいます。イスタンブールの本屋さんには、「リトルホテル・ガイドブック」というプチホテルガイドが売られているほど、今人気のあるホテルです。
ファイブスタークラブでは、スルタンアフメット地区の個性派揃いのプチホテルを厳選してご案内しています。かつては、最強とまでいわれたオスマントルコ時代の古き良きトルコを偲ぶもよし、オーナーの趣味に浸るもよし、テラスからの展望に酔いしれてみるのもいいでしょう。それぞれの個性にマッチしたプチホテルに、一度泊まってみれば、より思い出深いトルコ旅行になると思います。
厳選!オススメプチホテル
マルマラ海を一望!
フェフミイベイホテル

フェフミイベイホテルの屋上テラスからの眺望

フェフミイベイホテルのお部屋一例
フェフミおじさんの家を改装したオレンジの外観がかわいいプチホテル。部屋はフローリングの床で、女性好みにセンスよくまとめられている。屋上レストラン&テラスからは、ブルーモスクや下町の向こうに広がるマルマラ海が一望できる眺望の良さが自慢。ちょっと歩き疲れたらこのテラスで日光浴し、リゾート気分を楽しむのもいい。無料のハマムで疲れを癒すのもいいだろう。(水着をお忘れなく!)
居心地のいいプチホテル
ジェラルスルタンホテル

ジェラルスルタンホテルからブルーモスクを望む

ジェラルスルタンホテルのお部屋一例
オフホワイトを基調とした清潔感あふれるお部屋が、居心地がよく落ち着ける。上品な内装にあわせた花々が飾られ、ゲストをもてなしてくれる。シックなインテリアと清潔な部屋が、旅の疲れを癒してくれるだろう。
名物!ランプの館
キベレホテル

色とりどりのランプが吊り下がるキベレホテルのロビー

お部屋にもランプが!キベレホテルのお部屋一例
オーナーの趣味で集められた色とりどりのランプが約2000個天井からつり下げられた、独特のセンスと個性が光るプチホテル。室内には、アンティーク調の調度品が置かれ、装飾にもオーナー独自のセンスが光っている。ランプから射す色とりどりの光はまるでステンドグラスのようで幻想的。悠久の彼方へと誘いかけるかのような、不思議な空間でくつろげば、異国情緒をたっぷりと感じられるだろう。
感動の景観!360度のパノラマ
セブンヒルズホテル

セブンヒルズホテルお部屋一例
全14室のブティックホテル。ウッディーなオスマンスタイルの外観が特徴。室内は広々としていて落ち着きがあり、優雅なホテルライフが楽しめる。なんといってもこのホテルの売りは、屋上テラスレストラン。すばらしい景観を楽しむ客が多く集い、のんびり過ごしている。日々一刻一刻と変わる景色に酔いしれてみるのもいいだろう。
アヤソフィアを独り占め!
アヤソフィアコナックラル

アヤソフィアコナックラルのダイニング
オスマン朝のアンティークな内装が、まるで宮殿にいるかのようなラグジュアリーな気分にさせてくれる木造家屋を改装したプチホテル。城壁に囲まれたガーデンレストランは花が咲き誇り美しい。木漏れ日の中、優雅にランチを取ったりお茶を楽しみながら、贅沢な気分でホテルステイを満喫できる。
木漏れ日あふれる庭園
イェシルエヴ

イェシルエヴの自慢の庭園に面したサロン
「緑の館」と呼ばれる、モスグリーンの外観が特徴のオスマン様式の老舗プチホテル。部屋はオスマンスタイルのアンティークな家具が配され、ゴージャスそのもの。まさにタイムスリップしたかもような雰囲気が味わえる。このホテルの自慢は、客室だけでなく、噴水やガラス屋根付きレストランがある中庭。咲き乱れる花々や木々に囲まれながら、古き良きトルコに思いをはせる......そんな優雅な一日を過ごすのにふさわしい贅沢さのあるホテルだ。

